2019/08/20 23:38
1844年創業のKAHLA社。
たった20人の従業員でスタートした磁器製造工場は後に大手メーカーへと発展しました。
最初はテューリンゲン州でのみでしたが、その後ドイツ全土で製造されました。
ドイツが東西分裂していた時代、旧東ドイツではKahlaの磁器工場を国営事業にし、生産現場をさらに拡大しました。
1979年には合計17の磁器工場を含む「VEB Feinkeramik」の本部となっています。
壁の崩壊後、Kahla社は民営化しましたが、わずか2年後に破産申し立てへ追い込まれます。
右往曲折ありましたが、2000年以来、KAHLAはRaithelの経営によって現在も続いており、2014年、創立170周年を迎えた老舗メーカーです。